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【ソーシャルビジネスプラン部門 特別賞】大阪産にこだわった、芽しいたけのアヒージョ=メヒージョ!

2019.3.20 wed

株式会社ロートウェルコート旬穀旬菜× NPO法人街かど福祉

■参加動機と企業課題
「旬穀旬菜」は"薬だけに頼らない製薬会社になりたい"という想いから生まれた、ロート製薬直営のレストラン&デリカフェです。大切にしているのは、カラダの源を造る「食」から毎日の「元気」をサポートすること。
美味しさはもちろんのこと、カラダが自然に求める栄養とバランスをとことん研究し、「薬膳×栄養学」の考えをベースに、日本各地の「地域」に眠る食材を活用して調理するという製薬会社ならではの新しいレシピスタイルに挑戦しています。
また、大阪府との包括連携協定も行い、ハートフルアグリ(障がい者が府下の事業所で行う野菜栽培)事業者から食材の調達も行っています。
ロートグループが掲げる健康経営の観点から、ただのレストランではなく、「食」に対する知見を高め、より多くのお客様に健康な「食」とそれにまつわる生産者や、我々が発するメッセージの意義を強めていくためにも、社会的意義のある「食」を提案できる機会かと捉え参加致しました。
一方で、街かど福祉様にも生しいたけだけの販売では栽培面積も限られているので、利用者の工賃が上がらないという悩みを抱えていました。そこで生しいたけの販売だけではなく、6次産業化を行い製品をつくり付加価値を付けて売りたい。そのような想いから、弊社と協力して、高級路線の「メヒージョ(Mehijo)」を開発しました。旬穀旬菜店頭販売はもちろん伊勢丹京都で、2018年8月には7日間イベント販売を実施しました。
■ソーシャルビジネスプラン
木村シェフ監修のおしゃれで高級なアヒージョを開発

旬穀旬菜では、フレンチの巨匠「三國清三氏」の元で修行を重ねた木村シェフが街かど福祉の芽しいたけを使用した新しい商品「メヒージョ(Mehijo)」を考案しました。芽しいたけとは、しいたけの芽のことで、採集するのにとても手間がかかります。そのため、一般市場には中々流通していません。旬穀旬菜では、その貴重で栄養満点なとても柔らかい芽しいたけを使用した、商品を考案しました。

大阪産にこだわった「メヒージョ(Mehijo)」
しいたけ以外の具材も大阪産にこだわりました。
犬鳴豚ブロック肉→泉佐野市
ニンニク→羽曳野市
オリーブ油、 バルサミコ酢→泉南市
イタリアンパセリ→大阪市

【工賃向上】
メヒージョ販売価格800円(税別)
旬穀旬菜での店頭販売の他、お土産屋さん、ギフトショップなどでの店頭販売、オンラインでの販売を行っています。月間100個限定の販売を目指しています。