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ハーブドレッシング(サラダの妖精・ハーブの叫び・やさいにdressing)

2021.3.1 mon

関西大学商学部生× 三休

福祉事業所の三休は農業を事業として行っているが、そこでは商品として出せない廃棄されるハーブがあることを知った。そこで廃棄されるハーブを加工し、ハーブドレッシングを制作し、ゆくゆくはこのハーブドレッシングをバジル・ローゼル・スペアミントの三種類が入ったギフトセットとして販売することを考えた。

■ポイント
従来までは廃棄に回されていたハーブを「ドレッシング」として加工することで新たな価値を見出している。また現在企画段階のこのドレッシングは以下の3つの名称を考えている。
・サラダの妖精
・ハーブの叫び
・やさいにdressing

商品名はドレッシングをプレゼントした方に投票していただき、最も票が集まった候補名がこのドレッシングの名前になるという、消費者も巻き込んだ取り組みを考えている。また、ハーブ濃度の強いドレッシングは未だ目にすることが少ないため、注目されることに期待している。

▼サラダの妖精
▼ハーブの叫び
▼やさいにdressing
■ビジネスプラン

●ターゲットの選定
本商品のターゲットは女性が身近な人へのプレゼントとして購入いただくことを想定した。具体的には、20代~ 30代で普段オフィス勤務していて、休みの日には友達・彼氏とアクティブに活動したり、仕事終わりにヨガやジムに通ったりするようなアウトドア派で美容や健康には人一倍関心の強い女性である。

●商品開発 
今回考えた商品は、「ドレッシング」である。廃棄されるハーブを有効活用することによって、新たな価値を創造している。今までは、廃棄されていた価値のないものであったが、加工し、ドレッシングにすることによって、従来の状態の
数倍もの価値が生まれる。この案になったきっかけは、三休さんがハーブの乾燥機を持っているということ、カフェを経営しているという、2つの材料が決め手となった。学生を含め、消費者側からしてもこのような珍しいドレッシン
グがカフェで使用されたり、市場で発売されたりすると、興味深く、味見してみたいといった好奇心も芽生える。このように、消費者の心や目に止まりそうなものであるということもこの案の魅力となっている。

●販売方法
・店舗利用
三休が運営しているカフェのメニューに用いるのが効果的であると考えている。そこでこのドレッシングを気に入ってもらえると、ドレッシング単体でも購入していただけ、1 人でも多くの人に口にしてもらうことでこのドレッシングの影響力は大きくなる。

・ギフトセット
ギフトセット形式にすることにより、普段ドレッシングを買わない方に購入してもらう事が可能となる。さらに、ギフトセット形式にすることで普段のドレッシングの値段より高級感をつけることで付加価値を生み、価格を上げ販売することが可能である。

●販売価格
ドレッシングの原価が約300円。そこにギフトセットとしての包装を加えると原価が見込み上400円となる。売値をドレッシング一本700円として販売すると利益率が一本につき40%となり、300円の利益のものが月に160本売れるとすると従業員の16人の方の工賃が現在の約2倍の工賃となる計算となる。